緯書


定価 2,669 円(税込)

著者 安居 香山(ヤスイ コウザン)

四六判上製218頁

ISBN978-4-89619-229-2

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・内容紹介

緯書は、論語・孟子のように年代や人によって編まれた一書ではない、散佚した緯書資料を総括して述べたものである。古来より漢代思想の予言・革命の書としてもあつかわれてきた。

・著者紹介

安居 香山(ヤスイ コウザン)

解説

昭和十九年大正大学支那哲学科卒
元大正大学教授文学博士
主著「緯書の基礎的研究」「緯書の成立とその展開」

宇野 精一(ウノ セイイチ)

編集

文学博士・元東京大学名誉教授
主著「中国古典学の展開」・「新釈孟子全講」

鈴木 由次郎(スズキ ヨシジロウ)

編集

・目次

解説
 一、 緯書―その不可解なもの
  緯書とは何か
  緯書という呼称
  緯書を学ぶ意義
 二、 緯書の種類
  佚文の整理
  どんな緯書があるか
  数多い緯書の種類
 三、緯書の内容
  讖類について
  緯類について
  讖と緯
 四、緯書と予言
  予言に亡んだ始皇帝
  予言者方士
  初期の緯書
 五、緯書と革命
  前漢王朝の命運と予言
  王莽の符命革命
  光武帝の図讖革命
 六、緯書の盛行と当時の思想界
  思想界をリードした緯書
  緯書思想への反撥
  緯書の禁圧
 七、緯書を支えている基本的な考え方
  天人相感(天人合一)の思想
  緯書は孔子の作ったものである
  漢は火徳の王朝である
 八、緯書思想の影響
  仏教・道教への影響
  日本への影響
 九、緯書研究のための参考書

本文
 一、ものの見方、考え方
  1 天と人とは一体である
  2 北極星と天子
  3 星と災異
  4 星と吉兆
  5 瑞祥
  6 陰と陽
  7 五行
  8 占う心
 二、歴史と予言
  1 歴史は循環する
  2 竜との合婚
  3 天帝の子としての帝王
  4 予言と革命
  5 奇怪な風貌
  6 無冠の帝王―孔子
  7 礼楽と政治
  8 革命の理論
  9 日本の改元
 三、世界と人間
  1 広大な宇宙
  2 大地の中央―崑崙山
  3 万物の生成
  4 神州・中国
  5 神仏へのあこがれ
  6 孝の道
  7 為政者への戒め
  8 民衆と政治

あとがき