
定価 2,970 円(税込)
著者 吉田 照子
四六判上製228頁
ISBN978-4-89619-817-1
・内容紹介
漢の韓嬰の著。韓嬰は董仲舒を論破する程の精悍な人物だったという。本書は彼が詩経をはじめ古書古語によってまとめたもので、今文三詩家の遺した唯一の書。各篇に解説を付し韓嬰の思想を紹介。
・著者紹介
吉田 照子(ヨシダ テルコ)
著・文・その他
広島大学大学院博士課程後期単位修得。
福岡女子短期大学教授。
・目次
凡例
解説
一、韓嬰の人と思想
二、『韓詩外伝』について
本文
巻一
1 曾子の孝と忠(第一章)
2 詩経にみる婦道(第二章)
3 礼によれば利あり(第六章)
4 義を立てて身を殺す(第八章)
5 同類感応(第一一章)
6 無欲は無害(第一三章)
7 陰陽の変化に時あり(第二〇章)
8 無為のみ長生久視する(第二三章)
9 聖人と隠者(第二五章)
巻二
1 華元は誠で敵の心を動かす(第一章)
2 樊姫は美女を推薦する賢女(第四章)
3 雩は無意味、畏れるべきは人妖(第六章)
4 御の三法(第一一章)
5 石奢は孝と忠を立てて死ぬ(第一四章)
6 李離は素餐せず(第二〇章)
7 接輿と妻は楽土にゆく(第二一章)
8 治気養心の術(第三一章)
9 治道は天命、心術、好悪、情性(第三四章)
巻三
1 大道と大徳(第一章)
2 湯王は妖を見て善徳を為す(第二章)
3 徳と位の一致(第四章)
4 荘王は祭礼に節あり(第八章)
5 教と学とは相長ずる(第一五章)
6 聖人の治(第一九章)
7 治道は養生(第二〇章)
8 礼義の中(第三三章)
9 無為の治は忠恕のみ(第三八章)
巻四
1 愚民は民無きに等しい(第六章)
2 無為の治は権で制する(第七章)
3 礼は強国の根本(第一〇章)
4 什伍制より井田制(第一三章)
5 仁義と法(第一七章)
6 愛は情から生まれる(第二四章)
7 誠は刑と敬の根本(第二九章)
8 周公は微言を聴く(第三三章)
巻五
1 孔子は道徳に無形に逍遙する(第二章)
2 君は民の源なり(第四章)
3 礼は天地に則り人情に因る(第一〇章)
4 敬と孝で兼ね制する(第一一章)
5 儒は無なり、不易の術なり(第一四章)
6 情と礼、欲と義(第一六章)
7 善性に明王聖主の教導が必要(第一七章)
8 徳は天地の間に神妙なるもの(第二八章)
9 名を正す(第三三章)
巻六
1 賞罰と兼聴と分職と(第三章)
2 弁に三至五勝あり(第六章)
3 仁は質、義は理(第八章)
4 賢臣を採用せよ(第一一章)
5 孟子も時あり(第一四章)
6 天の命に則る(第一六章)
7 君子の徳(第一九章)
8 孔子は命に為すこと無し(第二一章)
9 愷悌の君子は民の父母(第二二章)
10 誠徳は外にあらわれる(第二四章)
巻七
1 君に仕えるのは親のため(第一章)
2 周公は時に応じて変わる(第四章)
3 賢不肖は材なり、遇不遇は時なり(第六章)
4 子罕は刑罰の権を握って宋君を却ける(第一〇章)
5 忠臣の弘演(第一一章)
6 宋燕は己れに失って人に責める(第一八章)
7 情性、陰陽、本末、天人の上下関係(第一九章)
8 臣下は土徳(第二二章)
9 聖士と弁士と勇士(第二五章)
10 父は慈仁の愛で子を先導する(第二七章)
巻八
1 使者は君命を辱めない(第一章)
2 人は気を得て生まれる(第二章)
3 黄帝は鳳鳳を得る(第八章)
4 子賎は父、兄、友、師とする者あり(第一〇章)
5 天災には哭して祠る(第一八章)
6 司空と司馬と司徒の分職(第二〇章)
7 孔子は死ぬまで学ぶことを休まない(第二四章)
8 弓人の妻の弁説(第二七章)
9 孔子は謙の徳を尊ぶ(第三二章)
巻九
1 孟子の賢母(第一章)
2 親と君と友(第三章)
3 乳母の忠と勇(第六章)
4 晏嬰の正諫(第一〇章)
5 人相見は友を相る(第一二章)
6 虚心に聴く(第一四章)
7 老子に学ぶこと(第一六章)
8 士は志を楽しむ(第二二章)
9 女楽は志を婬する(第二四章)
10 曾子の三楽と三費(第二五章)
巻十
1 群臣百姓が宝(第一章)
2 重耳は裏切り者も許す(第三章)
3 天子は政治を憂える(第四章)
4 扁鵲の医術(第九章)
5 死は恐れるべからず(第一一章)
6 繆公は仁愛を施して報恩あり(第一二章)
7 諌争の臣がおれば栄える(第一四章)
8 連戦連勝は国を滅ぼす(第二三章)
あとがき
索引