
定価 3,300 円(税込)
著者 小宮 厚(コミヤ アツシ)・町田 三郎(マチダ サブロウ)
四六判上製270頁
ISBN978-4-89619-630-6
・内容紹介
漢唐学の先駆者
中国唐代、経典(儒教の経書)の正文を求める運動があったが、松崎慊堂は漢唐の時代の注釈を研究し、学問の正しい在り方を示した。その弟子の安井息軒は慊堂の学問を継承し、幕末~明治という激動の時代の中で、論語全巻に合理的な注解を施した名著『論語集説』を書き上げた。漢唐学を提唱した両師弟の生涯と学問を描く。
・著者紹介
小宮 厚(コミヤ アツシ)
昭和27年生。 昭和60年、 九州大学大学院博士課程 (中国哲学史) 中退。 現在、 久留米工業高等専門学校特任准教授。
主論文 「朱子の周易解釈について」 他
町田 三郎(マチダ サブロウ)
昭和7年生。 昭和35年、 東北大学大学院博士課程 (中国哲学) 単位取得退学。文学博士。 九州大学名誉教授。
主著 「秦漢思想史の研究」、 「江戸の漢学者たち」、 「明治の漢学者たち」 他
・目次
序
松崎慊堂
一、 出 自
二、 流 亡
三、 修 学
四、 つまずき
五、 褐を釈く
六、 朝鮮通信使
七、 帰 郷
八、 石経山房へ
九、 五十八歳の転機
一〇、 山荘の生活者
一一、 修経のこと、 及び 『慊堂日暦』
一二、 終章
著作等および参考文献
松崎慊堂略年譜
安井息軒
一、 はじめに
二、 修学時代
三、 安井夫人のこと
四、 明教堂から振徳堂へ
五、 苦悩する息軒
六、 松崎慊堂
七、 三 計 塾
八、 昌平黌儒官
九、 二人の友
一〇、 北潜日抄 Ⅰ
一一、 北潜日抄 Ⅱ
一二、 申し渡し条々
一三、 『管子纂詁』
一四、 『論語集説』 について
一五、 晩 年
一六、 倉田幽谷のこと
一七、 安井朴堂
参考文献
安井息軒略年譜