シリーズ陽明学18 李二曲


定価 2,456 円(税込)

著者 荒木 見悟(アラキ ケンゴ)

四六判上製202頁

ISBN978-4-89619-918-5

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・内容紹介

家貧しくして孝子いずとはこの人のことかと思うような庶民的な思想家李二曲の実学の思想を、自らの主張を述べた 「悔過自新説」 や語録、問答、書簡等で紹介した実際の用に適うための経世学。

・著者紹介

荒木 見悟(アラキ ケンゴ)

著・文・その他

昭和十七年九州大学文学部卒
現在九州大学名誉教授・文学博士
主著「明代思想研究」「陽明学の開展と仏教」

岡田 武彦(オカダ タケヒコ)

編集

明治41年11月 兵庫県姫路市に生まれる
昭和9年   旧制姫路高等学校を経て九州帝国大学
       法文学部支那哲学史専攻 (当時) 卒業
昭和33年   九州大学教授
昭和35年   文学博士
昭和41年   米国コロンビア大学客員教授
昭和47年   九州大学定年退官・中華学術院栄誉哲士
       九州大学名誉教授
平成16年10月 福岡市の自宅にて逝去
著  書
『王陽明と明末の儒学』 『東洋の道』 他多数

・目次

まえがき
目次
解説
本文

一、悔過自新説
1 序文
2 いくら堕落しても本性は失われない
3 人間と禽獣の区別は一瞬の決断に係る
4 学問の根源は悔過自新にある
5 悔過自新は最も簡要な方法である
6 悔過自新は実践のかなめ
7 思索体験の告白
8 福徳は悔過自新の招くもの
9 本性を新たにするとはもとに復ること
10 悔過の一念を尊重せよ
11 静坐のすすめ
12 悔過自新は徹底的であれ
13 王陽明の進展

二、学髄
14 霊妙な根源者の実在
15 霊妙な根源者と天地古今
17 善念に執着してはならぬ
16 霊妙な根源者は対象的な知を越える
18 静は動の本である
19 静坐は聖人への近道
20 特定の境に執着してはならぬ
21 絶対的悟境は言語的表現を越える

三、常州府武進県両庠彙語
22 学問は己れの修養のためにするもの
23 敬の重要性六二
24 学問は卑近な所から着手せよ
25 一身が正されれば万物が正される
26 学問に着手するのに一定の方法はない
27 講学者の名利欲
28 良知がなければ生きて行けない
29 良知説への誤解
30 不言実行
31 静坐の乱れを防ぐ法
32 主静とは万物の主となることである
33 儒仏道の三教は同にして異なるもの

四、靖江語要
34 一念霊明は根本、文章功業は枝末
35 性善説と無善無悪説
36 慎独とは一念の霊明を確立すること
37 朱子と陸子の異同
38 意識を安定させる法
39 存養のかなめは敬にある
40 静坐は理欲の弁別にとらわれず
41 静坐は悟入の力をたくわえる
42 議論よりも実践を重んぜよ

五、錫山語要
43 東林学派への同情
44 格物についての所信
45 格物の方法
46 『易経』は己れを治めるために読む
47 『易経』をめぐる反省
48 『易経』よりも四書を先に学べ

六、富平答問
49 経書は明体適用をのべたもの
50 学問は己れに在るものを求めよ
51 博学と雑学
52 朱子と陸象山
53 内外本末を同時にきわめよ
54 静坐と真の楽しみ
55 朱子と王陽明の調和
56 羅整庵の功績
57 静坐における心がまえ
58 幼児の生母への愛情
59 善悪と禍福

七、書簡
60 張澹庵に答[える(その一)
61 張澹庵に答える(その二)
62 張澹庵に答える(その三)
63 胡士偀に答える
64 顧寧人先生に答える(その一)
65 顧寧人先生に答える(その二)
66 顧寧人先生に答える(その三)
67 蔡溪巗隠君に答える

八、四書反身録
68 『大学』(その一)
69 『大学』(その二)
70 『大学』(その三)
71 『中庸』(その一)
72 『中庸』(その二)
73 『論語』(その一)
74 『論語』(その二)
75 『論語』(その三)
76 『論語』(その四)
77 『論語』(その五)
78 『論語』(その六)
79 『孟子』(その一)
80 『孟子』(その二)
81 『孟子』(その三)

原文